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2024年09月10日
おはようございます。
・・・
「バット・シグナル」の基本的な仕組みを考えてみたいと思います。
その基本は「ピ・ポ・パ・ポ」です。
「ピ・ポ・パ・ポ」を「1ビット」として考えます。
何を言っているのかと言えば、間違えないようにするためです。
余計分からなくなったと考えますが、
あの、、、
「バット・シグナル」は物凄く信号が弱い。
光の強さが弱いのです。
考えてみて下さい、空中に向かって投影するわけです。
サーチライトですので、光の筋としてみることが可能です。
しかし、その光の強さは非常に弱い。
光の強さが弱いので、間違えて受信する可能性がある。
光通信ですので、光っているか、光っていないか。
これを使用し、通信を行います。
でも、間違えて受信するかもしれない。
光が弱いから。。。
・・・
まず、
「ピ」を「10KHz」の点滅
「ポ」を「11KHz」の点滅
「パ」を「12KHz」の点滅
と考えてみましょう。
「ピ」を「0」と置く。
「ポ」を「1」と置く。
「パ」を「区切り」と置く。
デジタル信号ですので、基本2進数と言うモノを使用致します。
2進数と言うのは「0」か「1」の組み合わせで、文字などを表現できます。
例えば
「0001」を「A」と置く。
「0010」を「B」と置く。
「0011」を「C」と置く。
と言った具合です。
・・・
お話が元に戻りますが、光が弱いので、一発で通信を完了させることは難しい。
多分、誤った情報として受信してしまいます。
そこで、同じ文を繰り返し「バットシグナル」として送信致します。
しかし、100回同じ文を光信号に置き換えて送信したとしても、すべて失敗する可能性があります。
でも、101回目で成功するかもしれない。
また、通信に成功したのか、失敗したのか。
これもわからない。
例えば「00010010」と言う文を「AB」という意味と考えてみましょう。
この光の点滅が「AB」として伝わったのか、わからない。
この信号「00010010」をすべて足したものが、奇数か偶数か。
この奇数・偶数信号を文の一番最後に送信する。
分の長さは「20文字固定」と考えてみます。
「20文字」一度の送信で必ず送る。
この「20文字」全てを足したデジタル信号が奇数か偶数か。
これがわかれば、大体成功したか失敗したか受信側でわかる。
計算すればいいんです。奇数か偶数か。
一回では伝わらないかもしれない。
したがって、100回同じ文を送ると考えます。
で、100回送れば、1回は通信が成功するかもしれない。
もしかしたら、100回のうち30回くらいは成功するかもしれない。
で、同じ文を受信した回数が、ある数に達したら、それは通信成功と考える。
ダメだったら、それは通信失敗と考える。
確率の問題です。
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